つまみ

アウトプット

マイクロサウンド・デザイン「オトノリ」に関する覚え書き

2008年度 - 六反 孝幸(環境情報学部)

概要

携帯電話は、日々交わすメール、友人などのアドレスデータ、写真などを蓄積することによって、人間関係や思い出の象徴的な存在となり、単なる情報通信機器から自分自身の「アイデンティティー」を投影する持ち物になってきた。

以上の考察を踏まえ筆者らは FeliCaチップ内蔵の携帯電話「おサイフケータイ」利用時に、日常生活の中で鳴るごく短い音をカスタマイズすることでアイデンティティーを表現するマイクロサウンド・デザイン「オトノリ」を考案した。本稿では「オトノリ」を拡張し、自動改札機を通り抜ける複数の人たちが協調してメロディーを奏でる「協調オトノリ」も含めた、マイクロサウンド・デザインを総合的に取り扱う。

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