つまみ

アウトプット

思い出を育てる椅子

2008年度 - 山本 恵太(総合政策学部)

概要

ダンボールで骨格を作り、芝生を生やした「草イス」を作った私は、その椅子の成長とともに、様々な思い出を椅子に詰め込んだ。しかし作っていない人にはその椅子が、ただの土のかたまりにしか見えないという。その違いはどこから生まれるのだろうか。

私は「場所」に落ち着く場所、くつろげる場所である第3の場所があるように、「椅子」にも落ち着く椅子、くつろげる椅子である第3の椅子が存在するのではないかと考えた。椅子は会話を生む場所、出会いを生む場所として場所の価値を高める存在である。第3の椅子は、第3の場所を生む素因でもあるのだ。

本稿は「第3の椅子」の考察、「草イス」の活動報告、そして「思い出を育てる椅子」の構想と3つの軸を中心に執筆したものである。

全文

「思い出を育てる椅子」(PDF)
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