2010年度 - 夏山 美菜(総合政策学部)
スポーツは人々を感動させる。文字通り感情を動かし、日々の生活へのモチベーションを上げたり、消費活動を活発化させたりすることもある。世の中に星の数ほどあるスポーツの中で、マスメディアに取り上げられているものはごく僅かである。しかし、インターネットメディアの登場により、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4 マスメディアに依存した社会は少しずつ変化している。マスメディアに取り上げられないマイナースポーツにも、日の目を浴びるチャンスができたと確信している。
本研究では、マイナースポーツの普及におけるネットメディアの効用と題し、アメリカンフットボールを一般普及させるためのTwitter の効用を求める。実際に慶應義塾体育会アメリカンフットボール部での取組みと併せて、アメリカンフットボールのネットメディアを通じた広報戦略について論じたいと思う。
まずスポーツ市場、そしてアメリカンフットボールという競技について今までの変遷と現況を述べる。特に、アメリカンフットボールについては慶應義塾体育会アメリカンフットボール部の広報活動への取組みについて、筆者が実際に行ってきた内容をまとめたい。
次に、メディアの変遷について述べ、現在世界中で広まっているTwitter について、誕生から爆発的な普及、そして現在マーケティングでどのように活用されているのか述べる。実際のアメリカンフットボールの試合でTwitter を利用した観戦方法を提案し、実証実験を行う。アンケートやインタビューを行い、得られた意見をもとに考察を行い、Twitter がスポーツ普及に与える効用を求める。
キーワード:スポーツ,メディア,マーケティング,アメリカンフットボール,Twitter
マイナースポーツの普及におけるネットメディアの効用-アメリカンフットボールを一般普及させるためのTwitterの効用を求める-(PDF)
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